桜井ひろゆき 目標は墨田区の活性化!不退転の決意で突っ走ります!自由民主党 東京都議会議員 桜井浩之




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平成23年10月21日 平成22年度 決算特別委員会 質問内容一覧

  •  歴史的建造物を生かしたまちづくりについて
  • 歴史的建造物を生かしたまちづくりについて質問させていただきたいと思います。
     特に、私が子どもの時代を振り返ってみても、時代とともに、まち並みというのは本当に大きく変わってきて、子どもの当時は何とも気にしなかった建物が、非常に価値観がある建物であったというものが、なくなってしまったということもあって、今から思えば大変寂しい思いをしている部分もあるわけなんですけれど、そういう中で、今、東京都内にまだまだ、明治以降の近代建築物が数多く存在していると思います。
     それらの建物の中には、まちの人々になじみが深くて、また、まちにとってかけがえのないものが少なくないというふうに思うわけなんですけれど、この歴史的な価値を持つ建造物を生かして、今、各地域でまちづくりが進められていると思いますけれど、こういう部分を生かしていくということは、東京にとって都市の価値を高めていくことにつながっていくのではないかというふうに考えるわけです。
     そこで、改めて確認をしたいと思うんですが、歴史的建造物の保全について、現在、都の取り組みについて状況を伺いたいと思います。

  •  永島景観・プロジェクト担当部長

都は、歴史的な価値を持つ東京における良好な景観の形成を推進する上で重要な建造物を都選定歴史的建造物として選定してございます。
 平成二十二年度に東京歴史まちづくりファンドを設立し、歴史的建造物の修繕に必要な費用の一部についての助成を開始いたしました。
 このファンドは、歴史的建造物の保存や修復を社会全体で支援していくことを目的に、都と財団法人が資金を拠出するとともに、この趣旨に賛同する都民や企業から広く寄附金を集め、財源とする仕組みとなってございます。ファンドからの助成を活用することにより、まち並みを形成する都民共有の貴重な景観資源である歴史的建造物の保存や修復を行ってございます。

  •  昨年度助成された建造物について
  • 今のご答弁にもありましたとおり、昨年度は東京まちづくりファンドを創設されて、都選定歴史的建造物に助成をしていく仕組みづくりを、歴史的な建造物を保全していくということで都は進められているというふうに思いますが、このファンドによる効果は、歴史的建造物の修繕などについて支援を行っていくだけでなく、その保存を推進することによってまちづくりに寄与させていくということも期待されるというふうに思うわけであります。
     そこで、昨年度助成された建造物について、具体的な取り組み事例についてお伺いしたいと思います。

  •  永島景観・プロジェクト担当部長

昨年度、ファンドにおける助成事業につきましては、早稲田奉仕園スコットホールや柴又帝釈天題経寺大客殿など、四つの都選定歴史的建造物に対して実施をいたしました。
 その一つである早稲田奉仕園スコットホールは、大正期につくられた赤れんがづくりで、完成当初より礼拝堂などや集会場として利用されるなど、地域となじみが深い建造物でございます。
 助成した改修工事により、外壁れんがの落下のおそれがあるなど施設の老朽化が問題となっていた部分が補修され、対象の歴史的建造物を地域に開放することや商店街が主催するイベントや地域住民のコミュニケーション活動等に施設を提供していくことが可能となりました。
 今後、こうした取り組みを通じ、歴史的建造物を核とした地域の魅力的な景観づくりを進めてまいります。

  •   都市の記憶を次世代に引き継ぐ貴重な取り組み
  • 今、東京都内ですけど、景観条例とか、そういう各区市町村の動きによって、そういう景観を大事にしているという地域は当然あって、そういうところはいいんですけれど、それ以外のところでは、ずっと見ていましても、何も考えず無作為な建物がどんどん建ってきて、本当に味気ないまちが非常に多いんじゃないかというふうに思っているわけなんですけれど、今ご答弁もありましたとおり、こういう歴史的な建造物を良好な状態で保存して、地域のまちづくり、地域の一つの目玉といいますか、意義のある建築物ということで、貢献するということは実際できるというふうに思うんです。そういう意味で、こういう支援制度については、引き続き精力的に取り組んでいくべきであるというふうに考えます。
     このような取り組みを継続的に支援していくことにより、まちの魅力を維持するだけでなく、風格あるまち並みというものが形成されていくことにつながるのではないかというふうに期待するわけなんですけれど、歴史的建造物の保全は、都市の記憶を次世代に引き継ぐ貴重な取り組みであるということを念頭に置いていただいて、さらなる事業の推進に努力されることを期待したいというふうに思っております。
     それから、あと一点、要望なんですが、今、対象の歴史的建造物というのが、民間の建造物のみが対象ということなんですけれど、行政が持っている財産ということでの歴史的な建造物というのも当然あるんです。ですから、そういうものに対しても、このファンドの助成対象になるような検討もぜひしていただきたいということで、これは個人的に要望させていただきたいと思います。
     それでは、以上で質問を終わらせていただきます。