桜井ひろゆき 目標は墨田区の活性化!不退転の決意で突っ走ります!自由民主党 東京都議会議員 桜井浩之

平成23年11月9日 平成22年度 決算特別委員会 総括質疑

  •  航空機産業への参入支援について
  • 産業振興について、最初に伺わせていただきます。
     まず、航空機産業への参入支援についてお伺いいたします。
     昨年十月に羽田空港の新滑走路がオープンし、国際便が増加するとともに、今月からは、新型旅客機ボーイング787が、世界に先駆け我が国が初就航するなど、航空機を取り巻く環境は活況を呈しております。先月末に東京ビッグサイトで開催された東京国際航空宇宙産業展では、そのような状況を反映し、活発な商談が行われたと聞いております。
     航空機は、自動車の百倍の三百万点の部品から成り立ち、また、極めて高い安全性を求められることから、精緻な技術、精巧な部品によって組み立てられているといわれております。
     こうした中、東京には、日本の産業を支え、常にものづくりの技術をリードしてきた中小企業が多数存在しており、その技術力が十分に発揮されることで、航空機産業で必要となる技術レベルをクリアすることは可能であると考えます。
     しかしながら、航空機産業への参入において、欧米の国際的な企業から、絶対的な安全性を背景とした想像を超えた厳しい部品の精度のみならず、諸外国の法規への理解も必要とされております。技術力は高いものの、資金力や人材等経営資源に限りのある中小企業だけでこうした課題に対応していくには限界があることは事実であり、どう支援していくのかが課題となっております。
     中小企業による国際的な航空機産業のマーケットへの参入を支援するため、都として昨年度はどのような取り組みを進めて成果を上げたのか、実績を交えてご説明を願います。

  •  前田産業労働局長

都では、先端技術が集約され、今後の高い成長が期待できる航空機産業に都内の中小企業が参入できるよう、企業間ネットワークの形成に加えて、品質管理に係る認証取得や販路開拓の支援などに取り組んでまいりました。
 二十二年度は、約四十の企業が参加する課題検討会を定期的に開催いたしまして、最新の技術や市場の情報を提供するとともに、そのうちの十社以上を対象に、部品の製作に必要な国際認証の内容や航空機の専門英語を習得できるよう支援を行いました。そうした取り組みに参加した企業の中から、実際の国際認証の取得に向け、都の助成制度を活用する実績も出ております。
 さらに、世界有数の航空見本市でありますベルリン・エアショーに、都が支援してまいりました中小企業のグループ、アマテラスのすぐれた技術力を海外で初めて紹介する機会を設けまして、これは世界各国の航空機関連の企業から高い評価を得ることができました。
 なお、同見本市に出展した中小企業を対象に六十件を超える商談が行われ、受注の獲得に向けた具体的な交渉も進んでおります。
 こうした取り組みにあわせ、東京国際航空宇宙産業展などの展示会も活用しながら、航空機産業への参入を目指す中小企業の取り組みを引き続き着実に支援してまいります。